「年間第
24 主日」(B年) 説教
2012年
9 16日・加藤 英雄師


第一朗読イザヤ書を読みます。イザヤ、わたしの弟子になりなさい。神様の声を聞いた。神様と出会った。神様を知った。わたしの言葉の内にいなさい。神様の弟子となる。神様は毎朝、弟子であるわたしの耳を開かれる。神様の言葉がわたしに入ってくる。その言葉がわたしに厳しい事を求めていても、わたしはそれを退けない。神様の言葉を告げると人々は耳を塞ぐ。そして、わたしを打つ、誇りであるひげを抜く。嘲りと唾を受ける。わたしは人々にとって敵となる。人々はわたしの誇りをすべて奪い、踏みつける。しかしわたしはそれを自分への嘲りだとは思わない。わたしを知っているお方がおられる。わたしと共にいる。誰がわたしを罪に定めるのか。わたしは神様と一緒にいる。
イエスは弟子たちに聞かれます。人々はわたしの事を何者だと言っているのか。人々はわたしに何を期待しているのか。わたしに何を求めているのか。弟子たちは言った。洗礼者ヨハネだと言っています。エリヤだという人もいます。預言者の一人だという人もいます。 洗礼者ヨハネ:荒れ野で人々に叫んでいる。悔い改めなさい。神様を見つめなさい。信仰の道を歩みなさい。天の国は今、わたしたちに迫っている。人々は洗礼者ヨハネがヘロデ王にあなたの結婚は間違っていると告げたことを知っている。イエスに洗礼者ヨハネの力強い姿を見たのです。 エリヤ:バール信仰と戦い、打ち負かした偉大なる預言者。終末の前に再び来られて人々に回心を説く。 預言者の一人:申命記18・15~に 神様がモーセのような預言者を立てると記されている。あなた方は彼に聞き従わなければならない。彼はわたしが命じることをすべて彼らに告げるであろう。彼がわたしの名によって、わたしの言葉を語るのに、聞き従わない者があるならば、わたしはその責任を追及する。
では、あなた方はわたしを何者だというのか。 人々はイエスを見ている、預言者として受け取ろうとしている。弟子たちはイエスと一緒に生活している。毎日イエスと顔を合わせ、言葉を交わしている。毎日、イエスは外出し、人々と出会い神様を語る。業を示す。弟子たちは毎日イエスと共にいる。あなたたちにとってわたしは何者か。あなたたちはわたしに何を求めているのか。ペトロが答える。「あなたはメシアです。」するとイエスは弟子たちに、ご自分の事を誰にも話してはいけないと戒められた。 戒める:わたしがメシアであると言ってはいけない。わたしはあなたたちの求める、望んでいるメシアではない。人の子は苦しみを受けるメシアである。排斥されて殺される。しかし、三日目に復活する。天の父はイエスをキリストとして、メシアとしてこの世に送られた。そのメシアは必ず多くの苦しみを受け、苦しみを受け、殺される。 ペトロはイエスの話に反発する。メシアである方が、そんなことになろうはずがない。神様からのメシアがそんなことになるなんてとんでもない事だ。イエスは弟子たちを見ながらペトロを叱って言われた。サタン引き下がれ。あなたは神の事を思わず、人間の事を思っている。神様は人間のためにあるのではない。人間が神様のためにあるのです。
わたしの道は険しい道。苦しい道、損をする道。わたしの後に従いたい者は、自分を捨て、 自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。


   


戻る