「主の公現」(C年)説教
2016年1月3日・加藤 英雄師


 

  第一朗読・イザヤ書を読みます。
エルサレムよ、起きよ、光を放て。
神様と出会った人よ、神様のみ心のうちに生きる者よ、立ち上がれ。
その姿は光を放ちます。静かに、力強く、主の喜びを語ります。
神様の温かさを知り、穏やかに、おおらかに語り、働くのです。
社会がいかに暗くても、闇が地を覆っても光はあなたを照らします。
闇の中で生活している者は、神様の温かさを求めます。
苦難の中で神様を讃えます。静かなところで静かに神様と語ります。

エルサレムよ、と呼ばれています。エルサレムとはわたしたちのこと ではないですか。立ち上がります。しるしをください。わたしたちは その人を待っています。その人のところに集まります。

今、その時ではないですか。

今日、わたしたちは主の公言を祝います。イエスが生まれた、この喜びは マリア様とヨセフ様の家庭だけで起こった喜びではない。みんなに知って ほしい出来事です。

わたしたちは主イエスに出会いました。
イエスは王なのですか。 そうです。神様がイエスを王されたのです。
神様は神様の方法でイエスを王とされたのです。
イエスはユダヤの都エルサレムで生まれたのではありません。エルサレムから 南8キロくらいのところにある町ベツレヘムで生まれたのです。
王ヘロデの血統でないものが王となる。それは一大事です。力によってヘロデ が追放されることになる。ヘロデ王が心配する。エルサレムの住民たちも心配 する。新しい王は新しい方法で納める。今までのような生活が出来なくなる。
イエスとは何者か。

東方の博士は夜空に星を見た。そして、ひときわ輝く大きな星の意味を知った。 強い信仰の国イスラエルに王が生まれる。王は暗闇に輝く光。これこそ本当の王。 博士たちは生まれた王に会いたいと思った。出発しました。その旅は長い旅にな った。そして、ついに、家畜小屋で飼い葉桶に布にくるまって寝ている乳飲み子 と出会った。マリアとヨセフに出会った。イエスの前にひれ伏して拝んだ。 贈り物をささげた。そして、博士たちは別の道を通って帰ったのです。 王とは何かを思い、考え、今までの道を歩くのではないと知ったのです。

主の公言は主と出会うだけではありません。
出会いたいと思う。出発する。出会った。そこから、また、出発するのです。

例えば、主と出会った。洗礼を受ける。洗礼が終わりではありません。洗礼を完成 する道を歩むのです。

エルサレムよ、起きよ。光を放て。
主と共に歩み、働き、小さな灯となりたいと思います。


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