「年間第27主日」(C年)説教
2016年10月2日・加藤 英雄師


 

  第一朗読・ハバククの預言を読みます。
主よ、あなたはわたしが助けを求めて叫んでいるのに少しも応えてくださらない。そればかりか、わたしに災いを見せる、不法、争い、いさかいを目の前に示される。神様、わたしはあなたの思い  のうちに働いているのです。なぜこのような事をされるのですか。
主は言われるのです。あなたは神様に助けを求めながら、自分の正義を行っている。高慢になっていないか。わたしがあなたに災いを見せる。不法、争い、いさかいを示す。自分の思いを捨て、わたしの思いのうちに出来事を受け止めなさい。  神に従う人は信仰によって生きる。

   今日のルカの福音書を読んで、えっ、と思いました。
イエスの使徒たちが言います。わたしどもの信仰を増してください。弟子たちの中から選ばれた使徒たちが、自分たちの信仰が少ない思っている。
イエスは毎日、人々に語りかける。弟子たちは人々の苦しい生活を知っている、そして、イエスの語りかける話を聞いている。イエスは業を行う。弟子たちはイエスのみ心を見ている。そんな生活の中で、使徒たちが言います。もっと信仰がほしい。

信仰:自分の中に神様の安心がない。信仰の重さがない。イエスが自分の中に入って来ない。イエスは神様への絶対従順が求められているように思う。わたしの思い、言葉に全く従順でありなさいと求められているように思っている。使徒たちは、そんな信仰の厳しさが欠けているように思っているのではないかと思うのです。

イエスは使徒たちを見て、言われます。もしあなたがたにからし種一粒ほどの信仰があれば、この世から脱出できる。神様からの自由を味わうことが出来る。この世を超える命を知る。この世から自由になるのですよ。 例えば、主人が自分に命じたことを果たした時、あなたは、わたしは取るに足りない僕です、しなければならない事をしただけです、と言いなさい。

  わたしは神様の僕です。それが信仰ではないでしょうか。神様はわたしたちに言われています。すべてのものの世話をしなさい。自然の世話をしなさい。いや、自然のために働きなさい。人の世話をしなさい。隣人ために働きなさい。わたしたちは自然の中に生きている。人の中に生きているのです。

神様がわたしたちを包んでくださっている。微笑みが浮かんでくる。神様のために働く。それが信仰ではないでしょうか。

こんな話を見つけました。
赤ん坊。赤ん坊を見つけると、もうだめだ。神様がいないなんて言えなくなる。


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