「主の降誕」(子どもとともにささげるミサ) 説教
2012年12月25日・加藤 英雄師


クリスマスおめでとうございます。今日、わたしたちの神様イエス様がお生まれになりました。今ごろから世界中でイエス様の誕生をお祝いします。今から明日の夜中くらいまで、クリスマスの歌が地球を囲みます。いろいろな国が、たくさんの教会が、たくさんの人たちが次から次へとクリスマスミサをささげるのです。 神様は人がどこかで悪い事をしている事を見て、悲しんでおられます。人が殺される。人が苦しんでいる。悲しんでいる。食べる事が出来ない人が大勢いる。病気の人がいても病院がない、薬のないところがたくさんある。神様は思いました。わたしの子を送ろう。わたしの子のいうことを聞いてくれれば、きっとみんな仲良くなるだろう。助けてほしい人を助ける様になるだろう。 神様はお母さんを選びました。人の中で一番心のきれいな人は誰かな。神様は田舎に住んでいるマリア様を選ばれました。良く働きます。お祈りをします。とても親切です。マリア様は13歳か、14歳の女の子です。神様はマリア様に天使の使いを出しました。「マリア、あなたは神様の子を産みなさい。神様のために働きなさい。」マリア様は天使に言います。はい、神様のために働きます。神様の思いとおりに致します。 マリア様はヨセフ様に助けられながら、ベツレヘムというところで、馬小屋でイエス様を生みました。イエス様は王様です。でも、一枚の布にくるまれて飼い葉桶の中に寝ています。なぜ王様なのに馬小屋で生まれたんですか。なぜ、布切れ一枚しかなかったんですか。イエス様は王様。人を助けるために生まれた王様です。誰とでも友達になって、親切にする王様です。威張っていない王様です。人を助ける王様です。王様は力ある人です。王様は一番人を助けることが出来る人ですイ イエス様の様に、誰とでも友達になれば言い。友達と仲良く遊べばいい。たくさんありがとうが言えればいい。お父さん、お母さんの手伝いが出来ればいい。友達のお手伝いが出来ればいい。 今日はイエス様のお誕生日です。クリスマスです。 一番お手伝いの出来る人、そんな王様になってほしいと思います。


   


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